フランスパンの歴史その2〜制限が多かったフランスのパン〜
こんにちは、アンプレシオンです。
前回はフランスパンの歴史についてご紹介しました
(https://kinoko-bread.com/archives/2103.html)
今回お話しするのは、制限が多かったフランスのパンについて。
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ローマ帝国滅亡後も、パンはキリスト教の伝授とともにヨーロッパ各地に広がりました。
しかし、教会や修道院などといった権力のもとで管理され、8世紀にはパン屋の設置数や焼く日の限定、形の限定など、数々の規制が定められるなど、パンに関する取り決めは年代ごとに細かく厳しくなりました。
しかし11世紀中頃には修道院では巡礼者にパンを供給し始めました。
このようにキリスト教の信仰によってパンは「神からの贈り物」と称されたのです。
12世紀になり、パリ周辺では小麦の栽培が盛んになりました。その後パンづくりも広まりましたが多くは貴族の管理下にあったのです。
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次回は、当時作られていたパンについてご紹介します!